何する?
65歳の平均余命は男性で約19年、女性で約24年と平成22年の厚生労働省のデータに書いてます。
一方、介護の必要がなく健康的に生活できる期間を示す「健康寿命」について、2013年は男性が71.19歳で平均寿命との差9年、女性が74.21歳で平均寿命との差12.4年だったと厚生労働省が公表しました。
活動的に元気でいられるのは65歳以降男性で10年で介護必要が9年間、女性は元気が12年で介護必要が12年間あるようです。
働き続けて65歳を迎えても、体を使って楽しむのは10年ですから、旅行に行くなら、早めに遠方を済ませておいたほうが良さそうです。
もちろんスポーツも出来なくなる事も考えて、やりたかった山歩き、スキー、釣り、ゴルフなどは計画をたてて体力が必要な難しい目標からやり切っておいた方が良さそうです。
そして、自分ひとりでは移動や活動が困難になってから、10年くらいをどう過ごすのかも考えておいたほうが良さそうです。俳句、囲碁、将棋、静物画なども体が動くうちにサークルや地元の集まりに参加して、早めに仲間をつくって置くのも上達への励みになると思います。
年金制度の持続性を維持するために、定年が75歳になるかもしれないという話もありますが、健康寿命中は全部働きなさいと言うことでしょうか。
仕事に勝る楽しみは無い方はお金には苦労しませんが、仕事を速く辞めたい人はお金が無くて活動できないと言うかもしれません。
でも、皆お金が無くても暗くなるまで遊んでいられた子供の頃の経験があり、そこに戻れば良いという事でしょう。
2017年3月11日