待ち遠しい老後 1.待ち遠しさは皆違う

待ち遠しい、老後
1.待ち遠しさは皆違う
誰でも夢を
仕事をリタイヤしたら思う存分やりたい夢ありますか?
兎に角、のんびりしたいと云う方も少なくありません。
子供のころから1度は行って見たいと思っていた、あこがれの場所に海外旅行。海を臨める温泉付き別荘の暮らし。小さな畑のある田舎の古民家で晴耕雨読、みずみずしい野菜をいただく毎日。
有名ゴルフ場、スキー場、日本100名山制覇やお寺まわり等、皆さんそれぞれ夢をお持ちです。
オリンピックに向けて、語学を見に付けて、色んな国の人と話してみたい、、、
時間の面では、夢をかなえられる老後が、やってきます。楽しく愉快に過ごしたいものです。
しかし、老後は色々大変なようだと漠然とした不安があります。この際そんな不安に向き合って、どうすれば老後を楽しめるか考えてみました。
夢を整理すること、老後の不安の上位にある、先立つもの、仲間、健康を中心に書いていきます。
片付けで主婦から絶大な人気を集める 近藤麻理恵さんはモノの整理を{「持っていて幸せかどうか」、「持っていて心がときめくかどうか」が基準なので、最後にはときめくものだけが残ります。いつか使うかもとか、もったいないなど、捨てられなかった思いが振り切れやすく、、、}としています。
これを参考に、私たちの頭の中にある、小学校やもっと昔からのとり散らかったゴミ屋敷のように、詰め込まれた様々な夢が 整理してみましょう。
まずは、頭にあるのを紙に書き出してみます。人がどう思うか、世間体がどうかは関係ありません。
お金がないから、体が動かないから、、、夢を叶えられない理由は他にも沢山ありますが、まずは書き出します。難しい傷害も年単位の時間をかければ解決できる事も多いと思います。
何しろ時間はたっぷり有ります。
私の夢は
私は印象派の絵が好き、直接見たいと思い、アメリカ東海岸のボストン、ニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントンの美術館に行きました。おまけに街歩きや観光やジャズ演奏やミュージカルを見たりと楽しい一人旅でした。
帰国早々、今の会社からお話を頂きパートタイムで勤めています。そんな変化は私の周りの「気」が変わったからかなと思ってます。2年後には休暇を利用し10泊でフランス・パリ、ニースの美術館と作者の縁の地を一人で巡りました。
どちらも失敗やスリルもある旅で、忘れられない思い出になっています。
アメリカ、フランスとも公立の美術館で写真撮影が許されていますので、思い出を記録できるのも魅力です。
写真集
アメリカには行ってない大きな美術館が まだまだ 沢山ありますし、イタリア、スペイン、オーストリアの美術館も観たいので叶えるには働くことも必要です。
南米やハワイも旅行してみたい。なんらかの収入が得られる仕事を続けることも私にとっては大きな「夢」です。
皆さんやりたい事、夢は其々違っています、中には突拍子無いことかもしれません。
他の人が何と言っても、その夢を追い続けて腕を磨けば、相当なレベルに達します。65歳でリタイヤしてから夢に着手しても、まだ30年、1日8時間没頭すれば87600時間修行できます。
相当な専門家になるのは間違いありません。
書き出した夢、もう「トキメク」ことがなければ、線を引いて捨てましょう。やりたいことを自覚する、時間を忘れて取り組めるものを残します。
奥さんの理解・奥さんにも夢が
リタイア後ほとんどを一緒に過ごす奥さんの夢をかなえる事も、大事なポイントです。
共通の夢であれば協力や競争することも楽しいでしょう。また、お店を開いたり、農業を始めたりと新しい暮らしを始めることも魅力的な夢です。
アリゾナの友達が高齢になったら住みたいと考えている施設の見学について行ったことがあります。塀にかこまれ、大きな門があり入り口近くには消防車の車庫兼守衛の建物があります。敷地内に戸建てやマンションタイプの住居が建っていて、中央部に大きなレストランのような給食設備があります。多くはカップルですが、中には一人で食事をとっている人がいます。カップルの中で一人で食べることは一層孤独を感じさせ、一様に暗い表情だったことが忘れられません。
カップルで楽しむことが多いアメリカでは、一人で過ごす孤独感は日本よりずっと深いと感じました。
2017年6月14日