お金の使い方

暮らしのお金

衣、食、住、車、学歴、お墓、葬式、結婚式、七五三、などお金をかければ限りのない節目のエポックがあります。
これに加えて、入学・卒業・友人の結婚式などちょっと見栄を張りたいシーンに参加する機会もあります。
さて、生涯収入はどうでしょう。給料額面200万円くらいから、400万円まであがるとしても平均300万円、生涯年収は40年勤めて1もトータル億2千万円ですが、
額面25万円の月額報酬では社会保険料として、健康保険 1.3万円、厚生年金 2.3万円、 雇用保険 0.1万円 合計 3.7万円が
差っ引かれ、そこから所得税0.5万円が引かれますので、手取り収入は20万8千円です。
40年勤めても自由になるのは9984万円。
これは健康で大過なく過ごせた場合で、病気はします、事故もあります、老後は来ます、会社の倒産もあります。
一寸先は闇ですから、健康保険や年金などの最低限のセーフティネットを外すのはあまりに危険です。

3000万円の家をローンで買って、4200万円。車を買って300万円。5年ごとに150万円で6回乗り換えると900万円。
結婚式100万円、子供の教育費800万円X2人で1600万円、ここまでで7100万円です。
残りは、2884万円、1年に72万円、月あたり6万円、、、、これで生活します。
通信費、電気、ガス代で2万円くらい、こどもの習い事に2万円、万が一のために健康保険1万円、、食費他は残りの1万円で、、、小遣いは、、、計算上無い!

サラリーマンしている皆さんが生涯手にする収入はおよそ見込むことが出来ます。
退職金は会社を務め上げる事が前提ですが、制度をよく調べていく事が大切です。
会社が厳しくなると、退職金、企業年金とも縮小の対象になるかもしれませんので、油断はできません。
良くも悪くも生涯収入額を計算し、夫婦で共有しましょう。

何が言いたいの!
欲しいものは沢山ありますが、お隣には見劣るかも知れませんが、ローンで買っても、子供の将来に賭けても、最終的には生涯収入の範囲で支払わなければなりません。
課長、部長になっても50~60歳で役職停止、60歳以上再雇用では会社によっては女子社員の初任給くらいになります。収入が年功序列で上がるのは案外短い期間です。
40代後半に給与ピークを持ってくる企業も多いようです。
65歳からの頼りの年金もざっくり年間156万、月に13万円で、そこから介護保険他を引かれます。
収入は簡単には増やせませんので、出を制すしかない。と言うことです。

家は1300万円の中古マンションにして1800万円、車もレンタカーにして家族旅行だけに使い200万円。子供と一緒に勉強して塾費用を節約する。公立学校を目差してもらう。
バイトもやらせて1200万円、合計3200万円。残りは6784万円で老後に3000万円残して3784万円、年に94.6万円月に7.9万円弱年金に足して20.9万円です。
当然、自分たちも無駄遣いできませんし、隣の芝が何色だろうが、そんなの関係ない。

無い袖は振れません。
とにかく、頑張りましょう!


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