フランス旅行記

10泊11日の一人旅、美術館と好きな画家ゆかりの地を訪ねました。
ほぼ、計画どおり印象深い旅を満喫することが出来ました。
私にはパリの方がニューヨークに比べ緊張しました。ニューヨークは地下鉄入り口の周りはちょっと怖いですが、中はそうでもない。フランスでは中がちょっと心配でした。
これから行かれる方の参考になれば
天候
暖かいのと寒い温度の差が、天候と朝昼で大きく異なります。スコールのようなにわか雨も有りトレンチコートの女性も多い。変わりやすいので油断は禁物です。日本で見た週間天気予報で晴れでしたが後半は大外れ、折り畳み傘を買うことになりました。
服装
ドゴール空港からパリ北駅に入ると暗い、物売りがいる、黒人が多い、男性の90%以上、女性も半分以上は濃い色のジーンズで地下鉄への通路やプラットフォームは黒っぽい感じです。テロ騒ぎの影響か判りませんが、服装はすごく地味なかんじです。宗教の関係で黒っぽいベールをかける女性も多く、違う宗教徒だと思わせたくない心理が働いているのかもしれません。
一人で行動する場合はあまり目立たない服装が無難だと思います。
地下鉄
列車、地下鉄ともスマホを見ている人は少なく、ゲームをしている人は見かけませんでした。
地下鉄の乗り換えもエスカレータが無い方が多いので大きな荷物を持って移動するには、バックパックできるか、肩に架けられる様な準備が必要です。
地球の歩き方オリジナル エディターズキャリーバックパック Jr.III ブラック
混んだプラットホームを歩いていると、私のズボンのポケットに手を入れようとするのが見えて払いのけました。見ると子供でした。彼らを観察すると3人組で、実行役、すばしこそうな逃げ役、両手をジャージで隠した役のトリオでした。3人目が盗品を隠し、反対方向へ逃げるではないかと思います。割と色の白い子供たちでした。
そうして地下鉄車内を見ると、ドア脇に立っている人、一駅ごとに車両を変えるおじさんが目に入りますし、ホームを行ったり来たり歩いているおじさんも見掛けます。自動販売機のつり銭穴に手を入れさぐる爺さんも見かけます。
移民や難民
悲惨な故郷を逃れ、苦労してフランスに入っても仕事は限られるし、その子供たちが高等教育を受けることは難しいと思います。必死にその日を生きている方も多いと思いますので、十分ご注意を、、、
○モールのくだりエスカレーターの下で、チラチラ様子を伺う坊主頭の子供3人組。カモが続いた時に倒してバッグを奪うつもりでしょうか、、肌はやや浅黒い、
○真っ暗な朝7時、路地に座り込む数人の黒人
○交差点近くで固まり、子供に物乞いさせる数人の家族。(昔からのジプシー?)
○イスラム王族の豊かな暮らしを描いた絵の近くで、熱心に話をしている中東系の美男・美女。多くのエジプト王の棺
○朝5時に大音響で流されたコーラン?
お金持ち
ニースの空港にはまばゆいばかりのプライベートジェット・桟橋には大型クルーザーが並び世界中からお金持ちが遊びに来ているようです。
半端ないお金持ちもいるわけで、パリにも寄るでしょうから、その言動に不公平感を募らせる若者もいるのでは、、
彼らの不満のはけ口として、隙を見せる観光客は狙われ易いと思いました。
旅の記録はこちらから
フランス一人旅:パリ観光
フランス一人旅:モンサンミシェル
フランス一人旅:カンペール
ポンタベンのトレマロ礼拝堂
フランス一人旅:ニース
フランス一人旅:ロザリオ礼拝堂
フランス一人旅:アビニヨン
最新情報の確認は必要です。迷子になっても地図があれば助かります。
都会や観光地なら英語で大丈夫
2015年9月21日
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